平衡バランス伝送♪McIntoshトランス使用イコライザーT 前篇

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    開始日時 2024.05.03(金)23:10
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    オークションID t509713746
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商品説明



   解説データー保存用。商品は売却済。

   1年前に製作。主に600Ωヘッドフォンを使用したバーンイン(馴らし運転)が終了。このままで究極のパフォーマンスを直ぐに実現出来る。

   頁容量の関係から、解説を前篇と後篇(主にスイッチ機構解説)の2つに分けなければならなかった。全てを語ったからというわけではない。浅学非才である。平衡(バランス)伝送、ステレオの位相、グラウンド・アース等というテーマがあまりにも大き過ぎるからだ。完璧に見せかけようとしただけで、途方もない分厚い本のような仕様になってしまうだろう。必要最小限の解説に止めたつもりである。本出品は前篇のみ掲載。

   後篇はこちら


   ===============================================

   目の前に立派な高い木がある。好奇心でテッペンまで登ってみた。そこからの眺めは最高だった。勇気を持ってチャレンジし、高みに身を置くことが出来る者のみに与えられる果報である。ただ見上げているだけでは世界は何も変わらない。

   MCカートリッジの出力信号を「平衡(バランス)伝送」出来たら?放送局等プロの現場ではとっくに実践されている理想的手法である。従来型「不平衡(アンバランス)伝送」の時に比べてアナログ・パフォーマンスの品位が格段に高くなることが知られている。「平衡プロジェクト」はアマチュアにとっては敷居が高く、それ故手が届かぬ「幻の手法」などと思われがちだが、実はトランス方式であれば簡単に実現出来るのである。なのに何故だかこれまで誰も手を付けなかった。わたしがやることにした。実践と検証の為に高精度で多機能の試験機を創ろうと考えた。アナログを楽しむ為の道具に込めた情熱が実を結んだ。高い完成度の作品に「秘蹟」が訪れた。「魔法の杖」になった。

   平衡伝送の高品位パフォーマンスには、それに相応しい品格あるトランス使用が求められる。転ばぬ先の杖、品質確保である。スーパー・エリートを抜擢した。 わたしがWestern Electric618より高い評価を与える 「McIntoshトランス ATI-1」を今回のスーパー・プロジェクトに起用した。結果、ウルトラ・スーパーな凄いマシンが誕生した。「イコライザー”T”」と名付けた。TとはTartanの頭文字。トランス・ユニットに貼られたTartan(タータン)チェック模様 は創始者McIntosh氏の出自と高貴な誇りの隠喩である。

   本品は夢を叶える道具「魔法の杖」である。MCカートリッジ DENON DL-103(丸針)から今まで何人も成し得なかった最高のパフォーマンスを引き出す目論見で製作した渾身の作である。出音で期待以上の結果を確認出来た時には天にも昇る興奮を覚えた。心の中でもう一人の私が何度もガッツポーズしているのが判った。もう一人の私とはロバート・ルイス・スティーヴンソン「ジキル博士とハイド氏」でお馴染みの後者(hydeは隠れるの意)。もちろんメタファーだ。奥深い音場に、あたかも原風景の如く、McIntosh氏の母国スコットランドの色彩豊かで陰影濃い風景が展開するリアルな仮想現実体験に驚かれるであろう。感動を保証する。

   Youtubeにperformance test 22~26の動画を アップした。 MCカートリッジの出力を平衡伝送し、平衡入力を持つトランスで昇圧するというアナログ・イヴェント。モニター・スピーカーには英国の古典スピーカーTANNOY- SILVER12インチCanterbury(コーナー・バスレフ・タイプ)を使用。

   performance test 22


   performance test 23


   performance test 24


   performance test 25


   performance test 26


   本品パフォーマンスを体験すれば「平衡伝送」という手法が、アナログ最後の、そして最大の金の鉱脈を採掘するに等しい一大イヴェントだと気付くだろう。この「アナログ平衡(バランス)伝送」と云う大金脈は遥か昔から存在が認識されながら何故か殆ど手付かずの状態のまま放置されて来た。その理由は、アナログ民生機の大半が、コストパフォーマンスを追求した結果、理想とは言い難い手法である「不平衡(アンバランス)回路」を採用するようになった経緯(安上がり作戦)と現実にある。件の回路が契機となってマニアが陥る「アンバランス症候群」というのがある。「コストパフォーマンス症候群」と言い換えれば解りやすい。

   ライフスタイルや道具は価値観に影響を及ぼす。惰眠に微睡むアナログ愛好家達の総中流意識、保守主義、市場の啓蒙不足等は如何ともしがたい。平衡(バランス)伝送の理論と手法は、一般大衆レベルに於いてはやや難易度が高いと言える。実際の運用に当たっても応用学術を含め、低くはないハードルを幾つも越えなければならない。要はとにかく「手間暇と資金」を求められるのが「平衡プロジェクト」なのだ。それ故博く試行の機会に恵まれず、疎遠のまま、途中安価で手軽なデジタル手法の洗礼を受けたりすれば、「アナログ平衡(バランス)伝送」が価値ある鉱脈だからといくら囁かれようが、それを掘り起こすと謂う厄介な投資(労力、時間、金)案件には皆消極的且つ懐疑的になるだろう、あるいは嫌気がさすだろう、と云うのが先の「アンバランス=コストパフォーマンス症候群」の正体だろう。

   トランスが「平衡伝送」をいとも簡単に実現出来る理想のデバイスであることに気付いて欲しい。

   嘗て FM放送局ではアナログ・レコード再生時、MCカートリッジの信号を高品位確保の為、平衡(バランス)伝送し増幅していた。民生レベルでこのアナログ平衡伝送のメリットに早くから着目し製品として実用化していたのは欧州の超高級機メーカー数社だけであった。 CDフォーマット台頭に瀕しアナログの生き残りを賭けた彼らのディープな開発はあくまでもセレブ・エリートを顧客ターゲットにしていた。 IQと所得が高くない庶民は彼らにとっては論外、侮蔑の対象であった。啓蒙等はナンセンスと考えていた。彼の製品を躊躇なく購入できた極めて少数のウルトラ・スーパー・ハイエンド・ボーイズのみが「アナログ平衡伝送」の夢を実現した。選ばれし者のみが「秘蹟」を寡占し謳歌した。夢のスイス製ウルトラ・スーパー・ハイエンド機の PHONOイコライザー(電子式平衡仕様)1台の価格は1980年代バブル期当時で500万円也を誇示していた。何事も度がすぎると強い副作用が出る。庶民の憧れは勢い余って拒絶反応へと転ずる。とんでもない高価格の意味不明が平衡伝送という大事な本質をいとも簡単に見失わせる。この頃を境に、スーパー・ハイエンド機を敵とした症候群のひとつ「平衡回路アレルギー」が瀕死のアナログ市場とそれを支えるか弱き愛好家らに一気に蔓延し定着したに違いない。

   アナログ・カートリッジとトーンアームの伝送経路は誕生以来、平衡回路(ステレオ5極 /モノ3極)であった由。コイルの両端で「低インピダンス(これが MM型とは違うMC型のキーポイント)プッシュプル信号」を生成する MCカートリッジは「平衡ドライブ」に元々適している。電子式よりも SNで遥かに優位なるトランスを用いた「MCトランス式平衡ドライブ」と云う手法は実のところアナログの不易流行のスタイルと言えるのだが・・・本来ならとっくにもっと普及してよい方法論。

   近年モニター・ヘッドフォンの「トランス式平衡ドライブ」を実用化し、その大いなる恩恵に浴した私は、各種平衡伝送の効果に興味を持ち始めた。今回 はMCカートリッジの「トランス式平衡ドライブ」を実現し効果を検証するために本品を製作した。禁断の果実を追い求め、彷徨い、やっと美味いものを探し当てたという図式だ。遅きに失した感はあるが結果は期待以上。果実には充実があり大きな満足感を覚えた。何より嬉しかったのは、それが皆にとっても等しく価値あるものだという事である。

   従来の不平衡(アンバランス)手法が「シングルエンドアンプの音」だとすれば、平衡(バランス)トランス・ドライブは「プッシュプルアンプの音」と云える。厚みと押出がハンパないほど改善される。蛇口全開の勢いある水量の如く、抜群の「太い安定感」に思わず口元が綻ぶ。驚きと云える高い位相特性でステレオ感がより強調される。深夜ヘッドフォンで長時間レコード盤の視聴を続けていて奇妙なしかし嬉しいサプライズ体験を何度もした。「あれ、いま聴いているのはレコードだっけ?まるでマスターテープ音源を聴いているみたい。凄いじゃないか!」これは一部の優秀録音に限られた錯覚。また「このBlueNote盤って、こんなにも左右一杯(180度)に音を定位させていたっけ?」昔聴いた印象は天井高の高さが遥かな「奥行と縦(高さ)」の音場イメージであった。それが今回(平衡ドライブ)は左右の拡がり豊かな「奥行と横拡がり」を強く感じる音場イメージ。総じてディテールが前より良く見えるようになった。録音の巧拙、技巧などが手に取るように解るのである。BlueNote盤の音造りは録音現場やその後のマスタリング、カッティング・プロセスでかなり大胆な位相操作が行われているなと思わせるような音場解析が出来た。本品の平衡回路位相反転スイッチで位相を反転すると、都市伝説「BlueNote盤は逆相で聴くべし」の真意が理解できる。逆相で聴くと音場が狭くなり音像が中央に寄るが、その分、より安定感、充実感が出る。保守的 JAZZファンにはこちら(逆相)が正当だろうと頷ける。夜毎レコード盤の品評会に忙殺された。名盤(優秀録音)に針を落とし、再発見と感動を貰う喜びは望外。なんとも「まったりした、温もりある情緒」に浸り至福の時間に眠れぬ夜がいく日も続いた。

   従来の不平衡伝送と比較した、MCカートリッジの信号を平衡伝送するメリットとは何か?総括すれば「生命力(いのち)の甦生」。感動の源=情緒と官能の事である。言い換えれば「よりリアルで躍動感溢れる表現」、これが実感出来る事。すなわち「グラウンド・ノイズから解放される静謐な音場形成、抜群の位相特性、比類無い倍音の美しさの獲得」等々、神は細部に宿るという言葉が持つ真実を再認識出来る。回路変更で音は生まれ変わる。質感の品位・精度がより高く、音像はより立体的に、音場はより開放感が強く感じられる。アナログに於ける「アナログ的ハイレゾルーション」である。音楽に人肌の感触、血流の温もりが前より強く感じられるようになる。「音痩せがまったく無い」のがデジタルのハイレゾと違うところ。選ぶ回路で感動の度合いも変わる。古典的手法の発掘・再発見ではあるが、人によっては新発見にも似た驚きとサプライズ、何よりも「新鮮さ」を実感出来る「MCカートリッジのトランス平衡ドライブ」に是非トライして欲しい。今更と思っている人には、目から鱗が落ちる体験となるだろう。

   アナログの「上流」域では既に「アナログ平衡伝送」がデフォルトになりつつある。新機軸でも新潮流でもない。温故知新に過ぎない。が、その付加価値は計り知れない程の大きさと豊かな拡がりを予感出来る。何故なら今回は MCカートリッジとトーンアーム、そして MCトランスという3者間の限定的措置に過ぎないからだ。もしも真空管プリアンプ、真空管パワーアンプ等を含めた全伝送路での「アナログ平衡伝送」を実現出来たら?と思うと期待と夢が更に膨らむ。

   MCカートリッジを「トランスで平衡伝送」する今回プロジェクトに於いては、その破格パフォーマンスの一番の立役者は平衡回路ではなく使用した高品位トランスである。回路と配線は車で言う所の足回り。回路の平衡方式は機構精度を意味する。ケーシングがボディに、トランスは車の心臓部すなわちエンジンに相当する。もし出来の良く無いトランスを平衡回路に投じたとしたらやはり惨めな結果に終わるだろう。平衡回路はトランスの良し悪しまでも正確に伝えるからである。平衡回路はトランスを選ぶ。本品に使用したMcIntoshや、それと肩を並べることの出来るWestern級のトランスを当てるべきである。本品に触発されて自作を目論むマニアには実行前に良識度を測るイメージ・トレーニングの実行をお勧めする。仮にそれが F-1マシンのシャーシーにポンコツ軽自動車のエンジンを載せようとする安易なミッションならば?滑稽と愚を連想出来れば赤面し計画を断念する筈である。本品使用トランスの凄さをそろそろ語らなければならない。McIntoshトランスが持つ通力とは?

   滾滾と湧き出る豊潤な水量が感じられる。なんとも瑞々しく弾力に富んだ音パフォーマンスは「処女の泉」と喩えたいほど。タータンチェックに暗示されるスコットランド・ハイランド幽谷で、嘗ては密造されていた高濃度シングルモルトの世にも若々しく、柔らかい原初的な雰囲気と味わいを併せて連想させる。ウエスタンとは対極の音造りながら、並外れた両極は邂逅(かいこう)し、環(リング)を形成し一体化する由。ウエスタン618愛好家をも唸らせる音。

   Western Electric 618トランスの響きには、さながら F-1マシンを運転するような高速・高揚感、ワクワク感、緊張感がある。稀なる非日常(ハレ)を体験出来る悦びは絶大である。対して本機イコライザー採用の Mcintosh ATI-1トランスのそれには、12気筒エンジン搭載のアストンマーチンを運転するような安堵感、ウキウキ感がある。特筆すべきはその静粛感。F-1ドライブでは到底味わえない渓谷や田園風景を往く遊興と癒し、すなわち余暇がある。「余白」と言い換えてもよい。未完(または不完全)を好しとする美学。幽玄、無限に通ずる美学の事。ハレとケが按配良く両立する。これを優れたバランス感覚という。 QUAD愛好家ならこの意味分かるであろう。Westernは音の粒子で何もかも埋め尽くす。Mcintoshと比べると、やり過ぎの感がある。

   Mcintosh ATI-1トランスは音場志向。色彩感溢れる心の原風景を味わえる。目の醒めるような新鮮強烈な表現あり。また一方で悠々とした心地よさを感じさせるパフォーマンスあり。よく弾む響きと豊かな資質を持つ優れたトランスである。爽やかで清澄なホールトーンには煌めく瑞々しさが在る。クラシックの表現ではWesternの上を往く。オペラや楽器CELLOのパフォーマンスを聴けばその事がよく解る。タイトで立体的な音像に重きを置くなら輝かしい表現のWesternを、深遠な音場にしなやかな音像、それに重きを置くなら瑞々しい表現のMcIntoshを選べば良い。両者の音は共に、感動の源である「煌めき」を有する。

   写真一枚目に写る CDは私のオーディオ・レファレンス。サイズ目安の為に置いた。本機函は正立方体。その一面は CDより一回り大きい。落札者にこの CD(新品未開封)を添付する。優れたアナログ的感性で作られた CD音源で音確認すれば本機イコライザーの並外れたパフォーマンスが解る。目前に極めて立体的かつ透明感ある音場空間が展開する様に驚かれるはずである。

   ひとつの夢を叶えようとすると、次々と別の多くのアイデアと夢が現れる。それをみんな実現しようと欲張り腐心した。部品集めや回路変更の繰り返しなど。結果、本品製作に半年以上を費やしてしまった。お陰で会心の出来栄えを本機で手に入れることが出来た。本来の狙いは MCカートリッジ「トランス式平衡伝送」昇圧用途であるが、CDライン・トランス、 PCオーディオ・ライン・トランス、プリアンプ~パワーアンプを繋ぐインターステージ・トランス、ヘッドフォン平衡ドライブ等、多種多様な用途にも使えるよう、多機能なスイッチを設けた。プロ用「平衡回路」を搭載した。スイッチ操作で不平衡回路にもなる。平衡回路を不平衡回路に、または不平衡回路を平衡回路に変換することも出来る。平衡回路の入出力端子はLEMO5極(ステレオ)を使用。 本機に接続する XLR(キャノン)仕様平衡機器にはXLR(キャノン)端子付きブレークアウトケーブルで対応する。

   本品は「平衡伝送」を理解できるアナログ上級者向けの道具であるが初級者でも扱えるよう考案されている。希望回路(平衡/不平衡)はスイッチで選択出来るのでレベルに応じた使い方が出来る。平衡/不平衡あるいは不平衡/平衡(変換:ハイブリッド)回路を選択した場合、グラウンドとアースの接地点の選択等、適切な処置が必須で正しい知識が無いと応用を含め使いこなすのは難しいと思う。ボディーアースされたカートリッジの平衡伝送にはいかなる対応が望ましいか?ハムノイズを回避できる問題解決能力が要る。使用者に知識と自信がなければ不平衡を選択し従来の方法で対処すれば良い。トランスのパフォーマンスで汎用アンバランス使用でも充分過ぎる満足感が得られる。安心親切設計が為されている。不平衡回路使用の初級者が後日なんとか平衡回路をマスターし、平衡伝送を正しく実現すれば更なる官能の高みに身を置く事が出来る。アナログの地平が拡がるだろう。夢を与える道具だと思う。解説は初心者には理解出来ない部分が有るかもしれない。平易を旨とし、それに努めるが、別途「平衡回路の基礎」知識習得を今一度諸賢らに強くお奨めする。

   詳細写真(製作のプロセス)


   Youtubeの操作動画


   「失われた」幻の逸品とされる1950年代、黎明期McIntosh社製の インプット(マッチング)トランス<ATI-1>2基を使用した私家版オーディオ・イコライザー ” T”。「失われた」とは、McIntosh社は本品シリーズを 唯一例外としてINPUTトランスの設計製造を以降行わなかったからである。止めた理由はトランスが抱える高コストと設計の難しさだと推測する。最初で最後の純正インプット・トランスとなったのが<ATI-1/2/3>等 の限定シリーズである。 シリーズ中最も高いゲインを誇るのが ATI-1。

   本品イコライザー”T”を解説する時、 T搭載の歴史的トランス=<McIntosh-ATI-1>や、大傑作アンプ <McIntosh 50W2>に就いてまず語らなければならない。

   _____________

   ☆ McIntosh-ATI-1 に就いて

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   以下がその仕様。

   インプット・トランス(オクタル・プラグイン・タイプ)ダヴルシールド外中巻 (昇圧使用時)

   加極性トランス(1次側と2次側の巻方向が異なり、極性が180度反転する回路を持つ)

   2次側インピダンス= 30-50/250/600 Ω

   1次側インピダンス= 約 5,000 Ω 前後(計測結果から類推)

   昇圧比(巻数比・倍率)= 10/4.4/2.8倍  

   利得 = +20/+13/+9.2 db

   周波数特性=20Hz~20,000Hz

   マニアがアナライザーで独自に測定した参考データーと彼のコメントを以下に記す。

  How good are these? Well McIntosh Labs didn't and doesn't make crap... and here are a few measurements I made with my Audio Precision P1DD analyzer feeding from a 40 ohm source to 50 ohm input tap secondary loaded with a 560K ohm load (much as it would in a 50W2 amplifier) -20dBu input yields -0.5 dBu output . frequency response ± 1dB from 10Hz to 46kHz. distortion at 20Hz with -20dBu input is 0.3% THD. distortion falls off as frequency rises to .006% at 1kHz (same -20dB level) . 20 Hz distortion = 1% at -5.0dBu input level (output level is +14dBu at this point) and beside great audio performance I guess you could put one of these into a heavy sock, to get some swing on it, and use it is a weapon...

  件の測定マニアはこのトランスを良さそうだと踏んではいたものの自分では使用しなかったと云う。もし使っていたならそのパフォーマンスに腰を抜かし冗談も出なかったろう。

  インプット・トランス<ATI-1>は、本来は「トランス結合アンプ」の歴史的名機として有名な McIntosh社プロ用パワーアンプ50W2/20W2用の「プラグ・イン(差込み)式」オプション・デバイスとして設計開発された。アンプのオクタ ル・ソケットに挿入して使用する。

   50W2の画像


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   ☆ McIntosh 50W2に就いて

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   写真に在るプロ用パワーアンプ50W2は、それをコントロール(プリ)アンプ無しでも単独使用出来る豊富なオプションが用意されていた。主にゲ インを稼ぐ為である。このトランス<ATI-1>があればリボンマイクの信号をパワーアンプにダイレクトにぶち込むことも出来た。ウエスタンが1930年 代に製作した「トランス多段結合アンプ」の偉大なる音の良さに着目してトランス結合やインプット・トランスの採用に当時のMcIntoshは迷いなど微塵 もなかった。差込み式トランス<ATI-1>と、同じく差込み式専用プリ・アンプ・モジュール・ユニット<ACF-1>を装備したフルセット・パワーアン プ、これを専用プリアンプAE2でドライブするMcintosh純正プリとパワーを連結した完結の音世界を諸賢等はどのように想像するだろうか。

   AE2の画像


   多くの者はMcintosh往年の名器とされる<C22+MC275>の「熟成」の音世界を連想する筈である。しかし実際の最初期(黎明期)の製品 <AE2+50W2>の音パフォーマンスを聴けば、これがあのMcIntoshのアンプなのかと誰もが疑う様な、全く異質なる印象に戸惑うであろう。そし て次元を異にする音世界の「あまりにも潔い新鮮さ、瑞々しさ、何よりも静かで深い透明感」に誰もが感激する筈である。世に言う魁(先駆け)の衝撃である。 時代を切り開いたこのアンプの成功でMcintosh社の名は不動のものとなる。以後、Western Electric社からの注文が舞い込むようになるのである。日本での功名は民生品であるC22+MC275の時代まで待たなければならない。

  私は嘗て1年を費やして完全整備を終えた<AE2+50W2>の音出しをしたあの時の驚きと感動を今も忘れない。大いなる発見とカルチャーショックを受け 興奮をしたものだ。<C22+MC275>の音から贅肉や粉飾等、無駄を排したものが<AE2+50W2>の音の本質であると私は感じた。 McIntosh黎明期プロ仕様の音造りには同時代のWE製品同様、時代を超越する強力な魅力が備わっている。<AE2+50W2>の成功と偉業は <C22+MC275>よりも高く評価されて然るべきなのだが歴史家が更正や修正を怠っている。トランス結合パワーアンプ50W2の世界を実体験した者は もはやMC-275には戻れないだろう。充分に熟した果実の「もぎたての新鮮な」状態と「朽ちる寸前の」状態どちらを選ぶ?

  米国製大出力50ワットのアンプMcinstosh50W2が欧州製小出力数ワットのウイリアムソン型アンプよりもはるかに静粛で清らかな響きを持ち、明 晰さにおいても断然すぐる等と、誰が想像出来たであろう。これぞトランス多段結合の成せる技、トランスが持つマジックである。

  Mcintoshインプット・トランス<ATI-1>の音質と響きはMcIntosh黎明期の大傑作アンプ<AE2+50W2>の音パフォーマンスと軌を 同一にする。その品位たるや、さながら「滾滾と湧きい出る源流の泉そのもの」。清く美しく穢れの無い透明感、静謐感はWEとは異質のアプローチながらWE にも通づる普遍的魅力を感じる。米国1950年代当時の若き新々気鋭の技術開発者達の純真無垢なる精神と気高さがトランスの音造りにも正しく反映されてい る。黎明期の「黎」とは夜明け。黎は空が暗いことを意味する。「神話」の時代と言換えても良い。様々な奇蹟がいとも簡単に実現したのがこの頃である。イン プット・トランス<ATI-1>はこの「黎明期」のオーラを放つ。透明だがどこか「仄暗い」印象がある。ドイツのヴィンテージトランスと良く似た音の佇ま いだと私は思う。WEトランスが「太陽」だとすればこの黎明期McIntoshは「月」のイメージである。後にマッキンの音の代名詞ともなったC- 22+MC-275が奏でる所謂「全盛期」McIntoshの分厚く濃厚な円熟味を感じさせるサウンド・イメージとはかなりの隔たりと異質感がある。これ は時間の経過が人間の成長に与える変化と同じ。遺伝子DNAの同一性一貫性はちゃんと担保されている。大河小説の序章と終章の違いに等しい。全体を貫く骨 太な精神とあの雅な「まったり」感は変らない。揺るぎない安定感は安心感に連なる。黎明期でも然りである。

  Mcintosh50W2アンプやそれに搭載される<ATI-1>は条件が揃えば「人類遺産」とも呼ぶべき価値あるモノである。斯様なお宝を探し当てる事 はそれほど難しくはない。不断に探索していればそのモノにやがては巡り会う事が出来る。問題はその後、条件と手当だ。製品として不完全なものは適正なるメ ンテナンス(フル装備が理想)が、素材単体のモノは使いこなしが明暗を分ける。謂わば料理人としての創意工夫、腕前が求められる。「私たちの人生は、神の 手にゆだねられているのではなく、料理する人間にゆだねられている」とある料理人が残した意味深長なる名言である。トランス・ユニット<ATI-1>を分 厚いアルミブロックや堅木のケースに入れてMCトランス等とすることは間違いではないが見当違いのファッション倒錯である。安普請の簡易ケースで凌ぐ等は 論外である。何よりも失礼であろう。半世紀前と比べてオーディオ環境は電磁波等の数多厳しい障害に晒される。お宝の資質を引き出すには電磁波を遮断出来る 鉄の函に密封するのが賢明得策。音質に拘るならWEのヴィンテージ絹二重巻線材を使う。配線は可能な限り固く結束手当する。スウィッチ類は生涯不具合の心 配をしないで済む高耐久・高信頼の高精度軍用部品を当てる等、お宝の価値にふさわしいレシピが求められる。MCトランス等のパッシブコンポーネントはケーシン グの巧拙が音質パフォーマンスの鍵を握る。経験則と今回の結果がなによりその事を雄弁に物語る。ケーシング前のテストランでそのパフォーマンスの手応えは 解っていたのだが、適正なケーシングを得たATI-1の音パフォーマンスの際立ちと変貌には正直驚かされた。これは毎回感じる事なので特記事項として諸賢 等に知ってほしい。試行錯誤と経験から神妙なる真実を発見した者は、たかがケーシングでは済ませられない諸事情が解るのである。

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   「平衡伝送」の真実に就いて

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   本品使用に中っては「平衡伝送」に就いて充分な解釈が必要である。正しい知識を持つことが求められる。インターネット検索学習では、価値ある事実を玉石混交の中から探し出し、さらに慎重に精査し、真実を見つけなければならない。しかしながら数多の錯誤や明らかな間違い、すなわち「ガセネタ」の横行がそれを困難にしているように思う。優れた見識と鋭い勘がなければ、生半可な学習では却って逆効果になるかも知れない。

   例えばこんな戯言がネットに流布する。「デジタルマスタリングの第一人者といわれるバーニー・グランドマン氏が使用される機材は、音が良いとの判断から全てアンバランス接続で統一され、チューニングされているそうですが、成程と思いました」。経験値の高い者なら直ぐにこれが検証や証明を欠いた胡散臭い与太話と判る。念のため引用元を訪ねた。 同氏のインタビュー( https://www.kyodo.co.jp/release-news/2014-09-03_991416/3/ )「多くの回路やデバイスを通れば、それだけ音質が落ちてしまいます。だから、できるだけシンプルにシステムアップしています。このスタジオは、実はすべてアンバランス接続なんですよ。通常のバランス接続にすると、それぞれの機材の間で抵抗値をそろえるためにトランスを介さないといけません。それによる音質の劣化をさけるために、エンジニアがすべての機材を改造して、アンバランス接続でシステム構築しています」。 文脈がすり替えられ、自分たちに都合の良い事実だけが合理化され正当化され喧伝される。これは世の常である。

   先の戯言から真意が見抜ける者は慧眼である。・・・1、トップエンジニアと称される者の中にはトランスに対して偏見や間違った先入観(音質劣化云々)を持っている者が少なくない。古い WEトランス多段結合アンプ等の音を体験したことがないのだろう。2、バランス接続には性能の良いトランスの起用が好都合だが調達は難しく特注設計は更に難しい。おまけにインピダンス整合の調整やトランス制御という二次的問題の解決手法はハードルが高すぎて手に負えない。3、トランスという超難題に立ち向かうより、CR結合回路でインフラ整備する手法が手っ取り早く安く上がる。・・・どっかで散々聞いた理由だ。厳しい経営環境とコストパフォーマンス症候群がもたらした潔い妥協の産物に過ぎない。上手く出来た不平衡機器のパフォーマンスレベルは、下手な平衡機器と肩を並べるかそれ以上だとしたら先の論法は間違ってはいないだろう。予算に天井があるとしよう、その場合、高パフォーマンスを求めれば、平衡回路の部品点数の半分以下で済む不平衡回路で、要となる部品単体に高品位のモノが使える不平衡機器を選択したほうが有利。賢明だが奇策である。文脈も違う。真に優れた平衡機器を揃えるには天文学的な価格数値を覚悟しなければならない。政治経済の未熟を科学技術の問題に転嫁したに過ぎない。比較論の多くは其々のルールやマナーを勝手気ままに当て嵌め、操作し語られるアンフェアーなものだ。詭弁と詐術の海を渡りながら目的の地を探さねばならない。

   本品イコライザーは同一条件で「完全不平衡伝送」と「完全平衡伝送」の比較優位検証が出来る基準器のような副機能がある。製作者と使用者が興味ある実験と意義ある学習を体験出来るような工夫である。机上の空論を打ち砕き、実践的、科学的根拠を確保する為である。たいへん「フェアー(公正)」な精神を持った道具である。本イコライザーの特筆すべき点と多機能の一覧を以下にまとめてみた。

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   平衡伝送イコライザーTの特色と多機能目録

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   1、至宝1950年代製McIntoshインプット・トランス「ATI-1」2基(プラグイン式)搭載。

   2、トランス仕様 2次側:1次側=50/250/600オーム:5Kオーム

   3、スイス製LEMO高精度・高信頼・高耐久端子採用(平衡回路用)

   4、「平衡回路」搭載、入出力「完全平衡伝送(LEMO-LEMO)」

   5、平衡(LEMO)/不平衡 (RCA)回路絶縁切替式(コンバーティブル仕様)

   6、平衡IN/不平衡OUT、不平衡IN/平衡OUT伝送回路切替式(ハイブリッド仕様)

   7、 PHONO MCカートリッジ昇圧「平衡/不平衡伝送」

   8、入力インピダンス3段切替選択式。(インピダンス比100/20/8.3倍=巻数比10/4.4/2.8    倍)DENON DL-103他適合。

   9、 CDライン制御

   10、 PCオーディオライン制御

   11、プリアンプ~パワーアンプ間インターステージ

   11、ハイ・インピダンス(50~600オーム)ヘッドフォン平衡ドライブ可能

   12、平衡回路「2番/3番 HOT」切替

   13、平衡回路「グラウンド INリフト」装備

   14、ダンピング(終端)回路搭載。

   15、トランス「1次2次の巻始/巻終 HOT」切替

   16、ラインバイパス装備

   17、トランス消磁(兼MUTE)装備

   18、平衡/不平衡回路別「シールド3種」装備

   19、平衡/不平衡回路別「グラウンド・ポスト」装備

   20、不平衡IN/OUT「グラウンド短絡切離切替」

   21、両サイド鉄パネル「シールド強化」仕様

   22、電磁波対応鉄函

   23、米軍用規格(MILスペック)高品位・高信頼性パーツ使用    「LEMO」ソケット、「GRAYHILL」ロータリー、「C&K」「APEM」トグル、「WE」絹巻ワイヤー他

   創生期McIntoshサウンド♪

   本機イコライザーによる「平衡伝送」 PCオーディオ篇の「performance test」動画を見る事が出来る。

   performance test 1
  

   performance test 2


   performance test 3


   performance test 4


   全て同じ楽曲での比較。動画2と動画3はどちらも平衡回路に於ける逆相、正相のパフォーマンス。比較しその差異に注目頂きたい。 CDデーターを PCに取込んだ後、再生アプリケーション「 Audirvana」で再処理。 汎用CDプレーヤーでの再生パフォーマンスを凌駕すると言われる、所謂「 RIPPING」の手法。 PCからの USB信号は DDC→ DAC(平衡回路)XLR出力→入力LEMO5(平衡回路)経由でMcintoshイコライザーへと送られる。本機は入力段に平衡回路HOTの2番3番を選択切替出来るスイッチを設けた。平衡回路のマナーは1992年以降、 AESが2番HOTを規格化した後、これが世界標準とみなされている。しかしながらマークレヴィンソン等古い米国のヴィンテージ機器群は3番HOTがほとんど。Accuphase、 DENON等は今現在でもハイエンド機に「3番 HOT」を推している。私が現在使用しているAPOGEEの古いDACは内部で2番と3番および平衡と不平衡を切り替えられるよう世界中のどこでも使えるよう、便宜を図った万能機能が内蔵されているにも関わらず、基本設計である3番 HOT仕様で信号を処理し送り出したほうが断然音が好い。経験値の高いマニアならその理由は自ずと分かるだろう。 XLR2番/3番変換プラグを使わず、また平衡/不平衡回路変換に付きまとう厄介なXLR/RCA変換プラグ問題に煩わされづに、平衡回路と3番 HOTの信号をダイレクトに受けるという問題解決のこの手法にはもう一つの別の狙いがある。「位相修正」である。

   CDデーターやPCデーター等、現在の音源環境は録音やマスタリング・プロセスで意図的・恣意的に正相、逆相処理が施され、位相管理は混迷している。聴く楽曲の本来の位相すら明らかでない現状がある。位相の正・逆は音場や音像、音質、響きの違いとして反映される。耳の肥えたマニアなら違和感の有る無しでその違いに気付く。プロ用スタジオ機器には必ず位相反転スイッチがあり、専門家はこれを使って適正を図る。

   以下の URLは位相についての深い見識である。特にレーベル毎の位相の違いへの言及は興味深い。

   レーベルの位相


   レーベルによる位相の違いへの提言


   位相反転スイッチはもはやなくてはならない機構だと思う。「ヒューマン・スケール」物差しである。一個のスイッチが音楽を快適にする。また意識してクリエイティブな発想・変化を楽しむことが出来る。

   本機 HOT2番3番切替スイッチは平衡回路専用だが、不平衡回路にも別途位相切替スイッチを設けてある。これに就いては後述するスイッチ類紹介で解説する。

   「performance test 4」 動画、は古典的名機とされる QUAD66CDプレーヤーのアナログ信号をダイレクトにMcIntoshイコライザーTで処理し再生したパフォーマンス。たいへん温もりのある響きで好感が持てる。楽器のようによく鳴るスピーカー と称される 古代TANNOYと、 古代 QUAD機器群との相性の良さを再認識出来る。しかしながら APOGEE- DACの3番 HOT平衡回路の響き(動画3)はより血の通った音がする。その後、この セッテイングで一日中RIPPING音源を楽しんだ。包み込まれるような温かな音場は忘我の境地を体験させてくれた。官能にしばしテストを忘れた。

   「performance test 5,6,7」動画 の音源もRIPPING(リッピング)データー。 PC内蔵のオーディオ再生アプリ「Audirvana」を通して外部の DDC/ DACへ伝送。 DAC出力と McIntoshイコライザーTの入力は平衡回路で結ばれる。正相、逆相の響きの差異はなるほどと思わせる。

   performance test 5


   performance test 6


   performance test 7


   「performance test 8~13」動画 の音源は Youtubeのライブ動画。 DAC経由でMcIntoshイコライザーTへ。平衡回路はデフォルトの3番 HOT。終端のダンピング補正は個別調整に相当の時間を要するので今回は敢えて行わず、全て一律「解放( None)モード」とした。後日の楽しみである。楽曲が奏でるホールトーンの瑞々しさと美しさは McIntoshトランス ATI-1の通力がモノを言っている。この変化・効果の事を私は「窯変」と呼んでいる。理力(FORCE)を超える奇跡の事である。

   performance test 8


   performance test 9b


   performance test 10b


   performance test 11b


   performance test 12b


   performance test 13


   フルバランス平衡伝送には平衡ケーブルが必要。5極ステレオ伝送平衡ケーブルが理想的。

   PHONO平衡バランス伝送ケーブル♪LEMO/DIN5CARDAS4芯シールド


   ステレオ平衡バランス伝送ケーブル♪LEMO5極CARDASケーブル


   SME3012プロトタイプ平衡プロジェクト


   LEMO5極平衡コネクター


   WE4芯LEMO5極アングル付ステレオ平衡ケーブル


   ============

   後篇に続く

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